タブレットでの授業
どうもこんばんは。みっちょ先生です。
私の担当の生徒と一緒にナスをプランターで育てているんですね。
今日、ベランダを覗いてみると、1つ立派なナスができていました!!
生徒も「すげぇー」な表情で私とナスに目線を行ったり来たり。
ナスができたことに素直に嬉しい気持ちを表情や目で伝えていました。
肢体不自由の生徒にとって、何か農作物を世話をするのは難しいことです。
- まず、車椅子での生活で目線が合わない。
- 随意(思った通りに)動かせないことがある
- 畑での作業が難しい場合がある
などなど、肢体不自由の生徒にとって農作業というのはなかなかにハードルが高いものです。
ただ、ベランダでの家庭菜園のような形であっても、
生徒たちはとても興味を示します。
花が咲いた植物を見るだけで目が輝きます。
どうにか車椅子やバギーに乗っている生徒にも植物を育てる喜びを知ってもらおうと工夫をしました。
それがタイトルにもあるようにタブレット端末を使用するということでした。
まずは、生徒の目線からは見えないだろう位置の植物をカメラ機能を利用してパシャリ。
生徒にも見やすいように拡大したり提示する角度を変えたりと工夫しました。
そうすると、画面を食い入るように見つめてました。
姿勢が固定されている生徒にとっては新しい視点で見られることは楽しいことなのだと思います。
次に、zoomなどのオンライン通話アプリを利用して、リアルタイムで観察すると言う方法も試してみました。
すると、教師がカメラをもって説明しながら撮影しますが、教師と生徒が一緒に観察しに行っているような雰囲気の中で学習に取り組めました。
日頃同じ姿勢でいることの多い肢体不自由の生徒たちにとって多様な視点から物事を捉えられるように支援していくことも大切だと思う時間でした。
タブレットを利用するとたくさん「できること」が増えていくので、さらにICT活用についても学んでいくべきですね。
タブレットを使うことで支援に幅が広がる
そんなことを考えた1日でした!
今日の一言
今週長い…